こころほかほかあたたかい町って何?
こころほかほかあたたかい町って何?
(2023年度の写真)
「ミニ・ミュンヘン」というドイツのミュンヘン市で行われる、7歳から15歳までの子どもだけが運営する「小さな都市」があります。日本では「こどもまち」と呼ばれ、300ヶ所以上の場所での開催があります。新潟でも行いたい!という気持ちから、2023年に新潟のこどものまちがスタートしました。
新潟のこどものまちの名前は、「こころほかほかあたたかい町」です。子ども実行委員が命名しました。
「こころほかほかあたたか町」は
参加する子どもはまず市民登録をします。
興味のある仕事を選んで、仕事をし、
1時間の仕事をすると、給料(町の通貨:ココ)をもらえます。3ココのうち1ココは税金として納めます。
手元に残ったココで遊んだり、ご飯を食べることができます。
遊びを通して
「働く」「社会に参画する」「自分たちのまちの事は自分たちで決める」
を体験をする
シティズンシップ体験の場です。
こころほかほか
あたたかい町
こども実行委員会は、まち・お金・税金の仕組み、公の仕事について、そして
民主主義とは何か、、、、。たくさんのことを学び、対話を重ね
どんなまちにしたいか考えてきました。
まちの「最上位目標」は「みんなのこころがほかほか楽しい」
「みんな」というのは参加するこどもたち、実行委員のこどもたち、ボランティアの大人
すべての人を指します。
「楽しい」というのは、みんなに役割があるということを意味します。
「こころほかほかあたたかい町」は最上位目標から生まれた、まちの名前です。
*最上位目標とは、みんなで決めた一番大切な共通ルールのことです。
意見が食い違う時も、その目標をもって、対話による合意形成を試みます。
こころほかほかあたたかい町のしくみ
こころほかほかあたたかい町のしくみ
市民(6歳から15歳の子ども)の参加
市民登録する
ハローワークで仕事をさがす
子どものお店
まちのための仕事
見習い仕事 から選ぶ
1ココを税金として収め、残りの
ココで遊んだりご飯を食べることができる!
ビジター登録する
現金をココに換金する
500円=1ココ
ココを使って食べ物を買ったりこどものお店で遊べることができる!
大人はボランティアとしても
参加できます
6歳以下(未就学児)の子どもや大人の参加
60分仕事をして、3ココ受け取る
お金の仕組み
お金の仕組み
Sample
Sample
こころほかほか
あたたかい町
1
1
1ココ
1
1
2024
TOKI 銀行発行
こころほかほかあたたかい町の通貨「ココ」
もらえる
=1ココに換金できる
まちのための仕事
まちのための仕事
まちの人のために働きます。お給料はまちの税金から払われ、まちを動かす大切な仕事です。
市役所 ハローワーク
税務署 銀行
警察 清掃局
福祉課 ファシリテーター
など
!
2024
ギルドのお店
射的
ボウリング
ストラックアウト
ジュースやさん
やおやさん
紙芝居やさん
大人お悩み相談所
たのしいワークショップもあります。
色々な職業とお店があります。
1ココで5枚のプレイチケットを買い
遊んだり買い物ができます。
こどもギルドで仕事をしたり、遊んだりできます。
Sample
Sample
こどもギルド
チケット
1
1
1タタ
1
1
こどもギルド実行委員会発行
みならい仕事
みならい仕事
プロの飲食店のおてつだいの仕事です。
注文を取ったり、商品を運んだりします。
かき氷屋さん
ラーメン屋さん
カレー屋さん
パン屋さん
など
大人用
こどもの権利とまちのやくそくについて
こどもが主体の活動です。こどもたちの「やってみたい」
という気持ちを大切にしてください。
そして、決して口出ししないでください。
こども自身や周りのこどもに危険があると判断した場合は介入してください。
こどもが助けや助言を求めてきた場合も対応してください。
しかし、こどものあそぶ権利、決定する権利、失敗する権利の尊重を最優先してください。
こどもの権利が完全に守られている環境をこども自身が体験すること、
大人がこどもの権利保障を意識して過ごす体験を重ねることで、
こどもの権利に対する市民意識が根付くと考えます。
こどもの権利に対する意識の定着が、このプログラムの目的の一つです。
ここほか大人禁止事項に違反すると、警察に注意されたり逮捕されたりします!
本プログラムではこどもが安全・安心に参加できるよう、「セーフガーディング指針」に取り組みます。
ここほか大人禁止事項
新潟市こども条例
いのちが守られ、尊重される。愛情を持って育まれる。差別又は偏見を受けない。 など
1安心して生きる権利
2自分らしく生きる権利
3豊かに生き、育つ権利
4身近なおとなとの受容的な
関係をつくる権利
5社会に参加する権利
個人として尊重され、他者との違いが認められる。不平等な扱いを受けない。 など
自分に合ったペースで生活する。学ぶ、遊ぶ、文化・芸術、スポーツにふれ親しむ。 など
自分の思いや願いを自由に表明できる。思いや願いをありのままに受け止め、一緒に考え、適切に応えてもらう。 など
社会に参加し、意見が生かされる機会が与えられる。参加にあたって、適切な支援が受けられる。
「新潟市こども条例」 新潟市H.P
お問い合わせ
ボランティアについて:
主催:
こころほかほかあたたかい町 実行委員会
実行委員長 大岩彩子 a-ooiwa@keiwa-c.ac.jp
事務局長 大岩由次 ooiwa@infix-inc.jp
090-8258-0007
お問い合わせ先:
新潟市
敬和学園大学
後援: